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ロッキン神経痛のブログ

脳みそから出るアレをこぼさずジップロック

キューバ旅行記(4)ラブライバー、革命広場に立つ。

この日、僕たちは革命広場へ訪れていた。

革命広場とは、キューバを代表する観光地の一つで、カストロ議長なんかが演説をする事でも有名な場所だ。まあ実際は、ホセ・マルティとチェ・ゲバラの顔をかたどった壁画的な何かがなければ、なんの変哲もないコンクリートうちっぱなしの広場である。

しかし、どうやらこの日は何かのフェスティバルをしていたようで、広場には沢山の人々が集まり、空手や剣道、太極拳にテコンドー等を集団で披露していた。どうやらアジア圏の武術に関するフェスティバルみたいだ。

 

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キューバは国の成り立ちからして、白人、黒人、アジア人と、様々な人種の混じる国として知られているが、やっぱりそれでも日本人は珍しいのか、注目を集めた。やたら指を差されたり、写真を撮られたりしたのも、きっと日本人の珍しさによるもので、彼らに悪意はないのだろうと思う。

 

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~注目を受ける日本人達~

剣道着に身を包んだ男子達が恥ずかしそうにお辞儀をしてくれたり、異国の地で見る日本の武道は新鮮だった。


 次に、今回の旅の大きな目的の一つであるキューバ国大使館に向かう事にした。この日、7月20日は在キューバ米国大使館の開設日らしいとの情報を得たからだ。是非、キューバ米帝が国交を結ぶ歴史的瞬間に立ち会いたい。あとBBCニュースとかにインタビューされて日本人の代表ヅラして答えたい。さあ行こう、すぐ行こう米国大使館。

 

 COCOタクシーという、原付に無理矢理屋根と後部座席をくっつけた乗り物にゆられ市街地から15分程海沿いに進む。海辺の景色は、うっとりするくらい綺麗だ。しかし、この原付タクシー、乗るドライバーによって金額が全然違ってくるのが玉に瑕。事前情報では安くてお得な観光客の味方って話だったけど、たまにタクシーの2倍くらいの金額を要求されたりもした。それを防ごうと乗る前に金額交渉しようとすると、どいつもこいつもメーターが回ってるから問題ないと親指をグッと立ててくる。だから、そのメーターが信用ならんのじゃ!と言いたい。後半はもっぱら流しのタクシーに値段交渉をしてから乗るようにした。

 

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COCOタクシーにランチ一回分程の金額をぼったくられつつも、米国大使館に着いた僕達。しかし、大使館前ではそれらしいセレモニーをしている様子もなく、準備をしているようにも見えない。そこで大使館横に待機していたBBCの報道陣に、総書記が一体現状はどうなっているのか詳しく聞くことにした。

 

こう言う時、中学生レベルの英語しか使えない僕は無力なアホである。アホなりにただボーッと海を見つめるなどしていた。しばらくして戻ってきた総書記から聞いた話によると、

 

「アメリカ本土のキューバ大使館では盛大なセレモニーが開かれているらしいが、こっちは見ての通りみたいだよ、HAHA」byBBCスタッフ

 

とのこと、なんてこった。

 悔しいので僕達は、セレモニーをするがごとく写真を撮りまくった。

 

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 このように米国大使館の横には、剣山みたいにたくさんのポールがそそり立っている。一本一本の間隔も狭く、凄まじく異様な光景である。これ実は、この剣山のある場所こそが旧米国大使館の跡地らしく、国交断絶後、怒ったキューバ政府は大使館跡地に当て付けのようにこのポールを立て、数年前までは沢山の黒い旗をたなびかせていたという話らしい。怖っ、キューバ人怖っ!

 

その後は、30分毎にカフェを探しては水分補給と休憩をしていた記憶しかない。

気づけばまたラブホテルに戻って昼間から寝ていた。今回の旅、旅程の半分は夢の中で過ごしたと思う。暑さは人間から元気とやる気を根こそぎ奪っていくみたいだ。それはキューバ人も例外ではないらしく、昼間の彼らはロメロゾンビのように動きが鈍く、話しかけてもあまり元気がない。うめき声こそあげないけれど、家の前の日陰で休む彼らは見るからにだるそうだった。僕達はそんなキューバ人達も歩き回らない日中の炎天下の中、モリモリ観光地巡りをしようってんだから疲れるに決まっているのだ。現に夜になると、外からは自転車の走り回る音や、若者の大きな笑い声が聞こえてくるのだった。

 

その後もしばらくオビスポに滞在し、いい加減、というか常に暑さにやられていた僕達は、当初の予定になかったリゾートホテルを急遽予約し、ハバナからバラデロへと移動することにした。カリブ海でのサマーバケーションが今、はじまるのだ。

 

僕はこの時までは旅を満喫し、まだ見ぬ美しい海に心をときめかせていた。

そう、この時までは。

 

 

ラブライブ! 法被(半被)ハッピ はっぴ μ's 集合 “それは僕たちの奇跡”ver.
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